2017年の京都、東山花灯路、円山公園の「粟田大燈呂」の様子です。
■ 粟田大燈呂
「粟田大燈呂は京都東山に位置する粟田神社で毎年十月に行われる『粟田祭り』で巡行しています。
2012年より『東山花灯呂』に協賛参加しています。
粟田大燈呂は、青森の『ねぶた祭』のルーツではないかと言われています。
この大燈呂は京都造形芸術大学の学生がデザインを創造した力作ぞろいです。
是非、動くカラクリもお楽しみください。」
■ 愛染明王
「愛染明王はその名の通り『恋愛・縁結び・家庭円満』などを司る神です。明王の特徴である憤怒の表情をしています。粟田地区では、尊勝院に安置されています。愛染明王は女性の仏であることから髪や装飾で華やかさを表現し、古来より吉兆とされる彩雲を加える事で演技が良くなるよう願いを込めました。」
■ 因幡の白兎
「因幡の白兎のお話に出てくる大己貴(オオナムチ)は、サメに皮を剝ぎ取られたウサギを助ける優しい神です。微笑みながらウサギを抱きかかえる様子は大己貴のやさしさを表現しました。大人から子供まで、多くの人たちにこの物語を知って欲しいという思いを込め、見ていても楽しんでもらえるような大燈呂にしました。」
■干支・ 酉
「今年(2017年)の干支、酉です。
大きな親鳥は「神聖」を表現しています。親鳥の周りにある卵・雛・鶏は「成長」を表し、親鳥が優しく見守るような姿を表現しました。
今年(2017年)は大燈呂が復活して十周年を迎えます。
この成長を親鳥のようにどうぞあたたかくお守りください。」
■ 出世えびす
■ スサノオノミコトとクシナダヒメ
「八岐大蛇退治で有名な素戔嗚尊(スサノオノミコト)、様々な諸説から荒々しい印象を受けます。
しかし八岐大蛇退治は素戔嗚尊の妻となる奇稲田姫(クシナダヒメ)を守るためでもあり、そこからは強い正義感を感じます。
そんな素戔嗚尊の様々な顔とそれを支えた奇稲田姫の優しさを表現するためにこのデザインにしました。」
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「円山公園」
京都市東山区円山町