2022年、京都最後の「東山花灯路」。
前の記事では、八坂神社の奥の円山公園に設置された「粟田大燈呂」の昼間の様子をご紹介しましたが、
今度は、夜に明かりが灯された「粟田大燈呂」です。
東山花灯路は、今回で20年の幕を閉じ、終了してしまいますが、
「粟田大燈呂」は、粟田神社の10月の粟田神社大祭(粟田祭)の夜渡り神事で行列が練り歩きます。
粟田大燈呂はねぶた祭のルーツだと言われています。
『八岐大蛇』 やまたのおろち
「粟田神社に祀られているスサノオノミコトが水の化身の八岐大蛇を退治している場面では、八つの八岐大蛇のうねる巨体と、威嚇する顔、そしてスサノオノミコトの勇猛さが感じられる迫力をお楽しみ下さい。」
『牛頭天皇』 ごずてんのう
粟田神社の御祭神スサノオノミコトは厄除けの神様である牛頭天皇と習合された存在です。粟田地区の名刀工 三条宗近が鋳造した刀をもち、災難、罪、汚れを除き民を守る様子を表しました。」
干支『寅』 とら
「今年の干支にちなみ『寅』を制作しました。虎は活力に富み、勇気と果敢の象徴として魔除けの神聖な動物として信仰されてきた動物です。粟田工の名刀工 三条宗近にちなみ、刀を口にくわえ、新型コロナウイルスを退治する象徴的な意味合いと、悪いことが起こらず、平常な生活に戻れる様願う気持ちを表しています。」
『神大市比売』 かむおおいちひめ
粟田神社に祀られている神で、スサノオノミコトの妻となり食物の神、市場の神として地域の守護神として信仰される。又農作物の神とし神大市比売の子供の大年神を背中あわせし、稲を抱え豊作を祈る神様を表しています。」
『五十猛神』 いそたける
粟田神社の御祭神であるスサノオノミコトが父神で、開運招福、悪疫退散、樹木の神様として信仰されている。現在の生活に大きな影響を与えている疫病が早く収束し、地域に笑顔と幸福を広め、幸せな日々が訪れるよう願い制作しました。」
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「円山公園」
京都市東山区円山町