京都駅の近くの、山陰本線〈嵯峨野線〉梅小路京都西駅〈2019年開業〉前にある「梅小路公園」では、昔懐かしいチンチン電車に乗ることができます。
「すざくゆめ広場」から京都水族館の隣の「市電ひろば」まで、約210メートルの運行で、どちらの乗り場からも乗車できます。
運賃は片道150円、1日乗車券は310円、小学生未満は無料です。
運行日は、土曜日・日曜日・祝日と、夏休み期間(7月~8月)の一部
運行時間は、10:00~16:00〈7月、8月は17:00まで〉
「すざくゆめ広場」の乗り場から
京都水族館の隣の「市電ひろば」へ
「市電ひろば」には「市電カフェ」と「市電ショップ」があります。
「市電ひろば」
京都市電は、明治45年6月11日、烏丸線、四条線、丸太町線、千本・大宮線の4路線で営業を開始しました。
その後、大正7年には京都電気鉄道〈明治28年開業の日本最初の路面電車〉の事業を受け継ぐなど、京都の発展とともに路線を拡大し、市内の主たる交通機関として活躍しました。
しかしながら、自動車が増加する中で市電を取り巻く経営環境は段々と悪化し、昭和53年9月30日をもって、その歴史に幕を閉じました。
この「市電ひろば」は、長年市民の足として親しまれた市電を活用し、皆様に楽しんでいただく新たな憩いの空間として整備したものです。
平成26年3月
チンチン電車〈狭軌Ⅰ型 N電〉
京都のチンチン電車は、日本初の路面電車であり、この車両は明治後期に製造され、昭和36年に廃止された堀川線〈北野~京都駅前〉に使用されていました。
その後、平成6年から平成25年まで梅小路公園内で運行し、市民に親しまれてきました。
平成26年3月から、株式会社GSユアサ様から寄贈された最新鋭のリチウムイオン電池を動力源として運行しています。
「梅小路公園」
京都市下京区歓喜寺町56‐3
TELL 075-352-2500
アクセス
■ 電車の場合
・JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」下車すぐ
・「京都駅」中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分
■ 市バス利用の場合
京都駅前(B3のりば)
・205・110系統 (土曜・祝日は 86・88系統も)
「七条大宮・京都水族館前」「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車
・208系統 「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車