🔥京都・大晦日のおすすめ・八坂神社の「おけら詣り」 Okeramairi YasakaJinja KYOTO

京都・八坂神社・おけら詣り

 

京都の大晦日のおすすめ

前の記事では、大晦日の午前とお昼の行事のおすすめ、蛸薬師の「大根炊き」と「年越しそば」をご紹介しましたが、

次にご紹介するのは、日本の大晦日の伝統行事として有名な、八坂神社の「おけら詣り」です。

正しくは、「をけら詣り」と書き、「をけら・朮」は植物の名前です。

八坂神社の幟には「白朮詣」と書いてありますね。

京都・八坂神社・おけら詣り

八坂神社は、四条通の東の突き当りに位置していて、こちらは「西楼門」。

正門は南の「南楼門」です。

京都・八坂神社・おけら詣り

四条通は、午後11時から翌日4時まで交通規制がかかり、鴨川沿いの川端通以東は歩行者天国になります。

あの広い四条通が参拝客でいっぱいに埋まるのですよ。

この時間になると、八坂神社の境内は非常に混雑するので、入場規制もかかり、入場するまでしばらく待つことになります。

午後11時から、境内も通行規制で一方通行になります。

入口は「西楼門」と「北門」。

出口は「東北門」と「玉光門」。

京都・八坂神社・おけら詣り

深夜には、八坂神社の境内中がまるでおしくらまんじゅうをしているような状態になります。

途中で引き返そうと思っても、出るに出られません。

以前、アメリカ人の友人をおけら詣りに案内したことがあるのですが、その方は日本の満員電車のように人と人の体が触れ合うことも初めてで、あまりの人混みに気分を悪くされてしまいました。

「自分は無理なので、出たい」とおっしゃるのですが、ぎゅうぎゅう詰めなので、前も後ろも出るに出れないわけです。

結局、私が代わりに「すみません、気分が悪くなったので、通してください!」と大声で叫びながら通してもらいました。

それでは、いつ頃がおすすめなのかと言えば、もちろん、規制がかかる前。

おけら詣りが始まってすぐの8時頃は、まだゆっくり参拝できるのでおすすめですが、

できれば10時頃までに参拝したいところです。

京都・八坂神社・お正月

上の写真は舞殿。こちらに絵馬が掲げられます。

舞殿の提灯は、毎晩明かりが灯されているので、いつの時期に訪れても夜の神社の雰囲気を味わえます。

下の写真は拝殿で、奥に本殿が繋がっています。本殿と拝殿を一つの入母屋屋根で覆う、唯一の「祇園造」。

京都・八坂神社

午後7時から「除夜祭」が執り行われ、

午後7時半頃、おけら灯籠におけら火が焚かれ、おけら詣りが開始されます。

京都・八坂神社・おけら詣り

「おけら詣り」は、無病息災を祈願する神事です。

吉兆縄におけら火をいただいて、火が消えないようにくるくる回しながら持ち帰り、

その火を神棚のろうそくに灯したり、かまどに移して、元旦のお雑煮など煮炊きをすると、その年は無病息災でいられると言われています。

また、燃え残った吉兆縄は「火伏のお守り」として、台所に祀ります。

京都・八坂神社・おけら詣り

昔は、電車の中に火縄を持ち込めたそうなのですが、今は、もちろん禁止です。

境内が大混雑になると、火縄も危なく感じることがありますので、用心してくださいね。

境内の東西南北の門に火消し用の水桶がありますよ。

京都・八坂神社・おけら詣り

おけら灯籠の中で燃やされているのは「おけら木」と呼ばれ、願い事を書いて奉納されたものです。

京都・八坂神社・おけら詣り

以前は「をけら酒」の授与もあったのですが、取りやめになっています。

混雑が少し解消されていればいいですね。

京都・八坂神社・おけら詣り