京都・宇治で開催されている「黄檗山 萬福寺」ランタンフェスティバルの続きです。
萬福寺の基本情報は上の記事をご覧ください。
これまで、きれいなお庭のようなランタン、中国らしい華やかなランタンとご紹介してきましたが、今回は仏教にまつわるランタンをご紹介します。
撮影した写真と一緒に、萬福寺や観光案内所などで配布されているチラシやパンフレットのランタンの説明などもお伝えしています。
「天王殿」を出て「大雄寶殿」に続く参道の周りに、敦煌壁画の飛天のランタンがあります。
★ 敦煌の飛天(とんこうのひてん)
「仏教では空を飛ぶ天神(飛仙)を「飛天」と言われます。敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)で壁画の飛天は、洞窟の創建と同時に出現し、十王朝の千年余りを経て、現今も鮮やかな色を持つ中国の美学を展示されます。中国での仏教の目覚ましい発展に伴い、飛天を通じて仏教と芸術の融合を再現されます。」
大雄宝殿から赤い丸いランタンが連なり、周りに灯籠のランタンが立っています。緑のライトが付いた木々もあります。
左側には釈迦の前世や観音のランタンがあります。
★ 鹿王本生(ろくおうほんしょう)
「中国の北魏時代、敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)に描かれたとされる壁画『鹿王本生図』をモチーフにして、夕方の寺内で絶美の絵巻が誕生します。『鹿王本生図』は釈迦の前世物語集『本生経』に収められている話だが、昔から鹿と仏教の深いご縁を述べて、画面にインド風と漢風要素がうまく融合されます。」
★ 南海観音
「中国の南海島三亜市の南山寺付近にある観音菩薩像は南シナ海を向いており、観音の中国と世界全体に対する天恵と加護を表現しています。観音菩薩が左手で浄瓶(じょうへい)を支え、右手で楊柳(ようりゅう)を持って印相を結んでいます。楊柳は災いを避け、病気を治すことができ、浄瓶の中の甘露水は幸せを人間界に広げることができると言われます。」
京都「黄檗山 萬福寺」ランタンフェスティバル
開催期間 2023年10月8日(日)~2023年12月10日(日)
営業時間 17:00~21:00(最終入場 20:30)
開催場所 黄檗山「萬福寺」
入場料
*当日券 大人 1500円 学生 1000円 中高生 500円 小学生以下 無料
*前売券(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ)
大人 1300円 学生 800円 中高生 400円
※ 学生は入場時、学生証提示
※ 小学生以下は保護者同伴
「黄檗山 萬福寺」
京都府宇治市五ケ庄三番割34
TELL 0774-32-3900
アクセス
JR奈良線「黄檗駅」・京阪宇治線「黄檗駅」下車 徒歩5分
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